京都五花街の情緒漂う路地奥に佇む町家宿
由緒あるお茶屋や料理店が軒を連ねる京都祇園・花見小路通。紅殻格子の建築や石畳の風情あふれる街並みが広がります。そこからすぐの花街・宮川町に佇む一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 つき草庵」。
細い路地の奥を進むと、町家の軒先に吊るされた“提灯“がお出迎えします。風にふんわり揺らいだり、柔らかな光を落とす姿に風情があります。 室町時代に中国から伝わった提灯。その頃の提灯は、今のように折りたたみできるものではなく、竹の箱に和紙をはった簡単なものでした。その後、日本人によって改良され今のような折りたたみ式に。懐中電灯が誕生するまで、日本では持ち運びできる灯りとして生活には欠かせないものでした。今でもお祭りなどで華を添えてくれます。
「つき草」とはツユクサの古名。古代より染料として使われてきましたが、水で落ちやすいため「はかないもの」のシンボルとして万葉集の和歌にも詠まれてきました。その「つき草」の性質を利用したのが江戸時代に京都で始まった「友禅染」です。美しい柄や色をつける前の下絵の染料として使用し、その後の工程で水に通して下絵を落としました。はかないものにたとえられた「つき草」ですが、京都を代表する伝統産業を支えてきた花です。
その名を冠した町家で京都の歴史と伝統を感じる旅をお楽しみください。 祇園を中心に、八坂神社や建仁寺など東山エリアを巡る京都観光におすすめの町家宿です。
京都「祇園」徒歩すぐの一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 つき草庵」
・最大6名様までご宿泊可能
・キッチン設備完備
・完全プライベートな町家宿
町家レジデンスイン京都で、ホテルと一味違う宿泊とローカル体験を。