源氏物語の伝承を残す町にたたずむ雅な町家宿
紫式部が綴った世界最古の長編小説「源氏物語」。そのヒロインのひとり、夕顔が住んだとされる街にたたずむ一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 たそかれ」。
朱を基調とした雅な空間にモダンな柄の襖が映えます。和室には欠かせない「襖」ですが、ちょうど源氏物語が書かれた平安時代に生まれました。 当時、貴族の屋敷は間仕切りを持たない寝殿造で、空間を仕切ったり目隠しをするのに屏風や簾が使われていました。こういった間仕切りはまとめて「障子」と呼ばれ、そこから木と紙や布を使った間仕切り「襖障子」が生まれました。当初は絹などを貼り、寒さをしのぐために柱と柱の間にはめ込んで使われていました。平安時代の絵巻物「源氏物語絵巻」にも当時の襖の様子が描かれています。
朱い壁が映える和室に置かれているのは「文机(ふみつくえ・ふづくえ)」。 文机とは直接床に座って使うタイプの低い机のことです。平安時代初めにはすでにあり、写経や役人の仕事で使われていました。紫式部が「源氏物語」を執筆したのも文机だったと言われています。畳の上に座ることが主だった日本独自の長い歴史とともにある机、それが文机です。
長い歴史を持つ「襖」と「文机」。源氏物語の作者・紫式部が生きた時代の奥深さを感じながら、京町家での特別な時間をお楽しみください。
京都一の繁華街「四条」「錦市場」すぐの一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 たそかれ」
・最大6名様までご宿泊可能
・キッチン設備完備
・完全プライベートな町家宿
・主要駅「四条駅」徒歩6分の京都観光におすすめのロケーション
・浴室+シャワールームと洗面2カ所完備で大人数のグループ旅行も快適
町家レジデンスイン京都で、ホテルと一味違う宿泊とローカル体験を。