京都町家をもっと知る
- 京町家の伝統的な「うなぎの寝床」の構造を残した町家宿 2023-05-10 京町家独特の造りである奥に長く続く「うなぎの寝床」の構造の一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 格致しょうぶ庵」。 菖蒲の花びらの色に由来する日本の伝統色・しょうぶ色。町家の随所に鮮やかな紫色である“しょうぶ色“が散りばめられ ...
- 世界遺産・清水寺へと続く五条坂の一角に佇む町家宿 2023-05-03 呉服屋わきの小路を進んだ先にある、一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 ひなや五条(壱)」。 京都を代表する伝統工芸品のひとつ「清水焼」発祥の地、多くの陶器屋が軒を連ねる「五条坂」に佇みます。石畳と風情ある中庭の玄関口を入り、 ...
- 古来より伝わる伝統色に彩られた町家宿 2023-04-24 菊の花の形の手水鉢が印象的な坪庭を持つ、一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 城巽あかね庵」。 手水鉢(ちょうずばち)は元々、神社や寺院で手や身を清めるために水を流す器です。仏教の考えが深く関わっている茶道の発展とともに、茶室 ...
- 日本を代表する文化「茶道」の心が伝わる町家宿 2023-04-19 京都 祇園・東山エリアのシンボル「八坂の塔」すぐの路地に佇み、茶道の趣を感じさせる一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 清水りきゅう庵」。 京町家(京町屋)の伝統「一文字瓦」を設えた下屋、杉板で化粧され、キリッとした印象の外観 ...
- 坪庭が水面に浮かんでいるような幻想的な町家 2023-04-14 坪庭の緑が床に美しくリフレクションする一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 清水五条 水月」。 京町家らしい趣をたたえる火袋の開放的な吹き抜け天井、昔のままの梁、あえてむき出しのままの和室の土壁は伝統的な日本家屋の良さを現代 ...
- 飛鳥時代の伝承が残る八坂の塔のそばに佇む町家宿 2023-04-14 京都を代表する景色のひとつとして有名な「八坂の塔」。そのすぐ近くの静かな路地に佇む一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 ぼんぼり庵」。玄関の引き戸を開くと、美しい坪庭のある町家の和の空間が広がります。 引き戸は、日本では玄関の ...
- 陰翳礼讃の美意識が散りばめられた町家宿 2023-04-07 数々の文化財が集積する「西本願寺」近くの一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 すみ蛍 おぼろ」。 町家(町屋)から徒歩すぐの場所にある、新選組の志士たちも通ったと言われている京都の旧花街「島原」。明治時代までは祇園と肩を並べる ...
- 宮廷文化を支えた歴史ある土地に佇む町家宿 2023-04-07 京都御苑近くの一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 長や 御所南」。和の趣ある引き戸を開くと、坪庭を横に敷石のアプローチが奥の町家へと誘います。 京都御苑の南側・御所南と呼ばれるエリアには、かつて御所に出入りする建具商や京指物 ...
- 花鳥風月の名にふさわしい白川に佇む4連棟の町家宿 2023-03-28 京都・東山の山麓に佇む「THE MACHIYA VILLA 三条しらかわ小路」。花・鳥・風・月の異なるテーマを持った一棟貸しの町家が、4棟連なった町家宿です。 和の風格を感じさせる漆喰塗りの門をくぐると、まっすぐ並んだ石畳が奥に ...
- 非日常へ誘う茶庭の趣が心を灯す町家宿 2023-03-27 京都一の繁華街が広がる「四条通」近くに佇む一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 まりこうじ」。京都三大祭のひとつ「祇園祭」の見せ場「くじ改め」が行われる四条通の一角や、山鉾のひとつ「保昌山」まですぐ近くと、京都の歴史と文化を間近に体感するこ ...
- 清流 白川のせせらぎが聞こえる町家宿 2023-02-22 京都の風情が漂う白川の畔りに佇む一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 梅の木庵」。白川は、川底の白川砂が美しく輝くことから和歌にも詠まれた古くからある清流。川沿いには枝垂れ柳が葉を揺らし、白川の清らかさをより一層引き立てています。 ...
- 奥深く広がる伝統家屋の趣を体感できる町家宿 2023-02-22 京都五花街のひとつ「宮川町」のすぐ近くに佇む一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 宮川町 花刻 – はなとき」。 京都に多く見られる伝統的な町家の間取り「鰻の寝床」の構造のままに、長く奥へと連なったゆとりあふれる空間が広がりま ...
- 世界遺産・清水寺への参道に佇む町家宿 2023-02-22 京都の世界遺産・清水寺。東山の中腹にあり、有名な舞台から眺める京都の街は絶景です。 清水寺へと続く坂道に佇む、築100年の町家をリノベーションした一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 長や 茶わん坂」。1階の和室や浴室からは四季を感じさせる ...
- 日本の美意識、侘び寂びを感じられる町家宿 2023-02-09 四季折々の景色を映しながら、ゆったり流れる京都・鴨川。その鴨川からすぐの路地に佇む一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 棗庵 – なつめあん」。 京町家らしい格子の引き戸を開くと、ダイニングと居間の間に仕切りがなく、ひと続きと ...
- 源氏物語の伝承を残す町にたたずむ雅な町家宿 2023-02-07 紫式部が綴った世界最古の長編小説「源氏物語」。そのヒロインのひとり、夕顔が住んだとされる街にたたずむ一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 たそかれ」。 朱を基調とした雅な空間にモダンな柄の襖が映えます。和室には欠かせない「襖」 ...
- 祇園の中心に泊まる、特別な体験ができる町家宿 2023-02-03 京都の歴史を感じる石畳の街並みが続く花見小路通 、数々の仏教美術を有する建仁寺。 そんな風情あふれる祇園の一角に佇む一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 祇園 幸遊庵 – こうゆうあん」。 大正時代の町家の風合いを活かした格子 ...
- 京都五花街の情緒漂う路地奥に佇む町家宿 2023-01-31 由緒あるお茶屋や料理店が軒を連ねる京都祇園・花見小路通。紅殻格子の建築や石畳の風情あふれる街並みが広がります。そこからすぐの花街・宮川町に佇む一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 つき草庵」。 細い路地の奥を進むと、町家の軒先 ...
- 新撰組ゆかりの地で露天風呂気分を堪能できる町家宿 2023-01-26 坪庭の緑を間近に、露天風呂気分でお風呂が楽しめる一棟貸し町家「町家レジデンスイン京都 壬生辻町 双宿 – そうしゅく」。 庭木や石が配された坪庭には小さな「四つ目垣(よつめがき)」が置かれています。四つ目垣とは、竹垣の一種で、組 ...
- 京都のローカルな風情を楽しめる町家宿 2023-01-23 昔ながらの茶舗・青果店などが軒を連ね、京都のローカルな雰囲気が味わえる「今熊野商店街」。 後白河法皇により建てられた「今熊野神社」を名の由来とする歴史のある商店街。 その街並みに溶け込む一棟貸しの町家宿「町家レジデンスイン京都 ...
- 京の四季が織りなす風情が息づく町家宿 2023-01-12 雪を意味する「六花(りっか)」の文様が壁にあしらわれた一棟貸し町家「町家レジデンスイン京都 よろず葉」。 雪の結晶が六角形であることから「六花」と呼ばれるようになりました。雪は地中深くに水を染み込ませて、次の年に作物の豊作をもた ...
- 枯山水を望める開放的な空間の町家 2022-08-31 京都が誇る「三十三間堂」より徒歩5分にある一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 三十三間堂 宵の竹 – よいのたけ」では窓の外に広がる「枯山水」の坪庭を楽しめます。 「枯山水」とは、水を一滴も使わず石や砂だけで作られ、禅宗の僧侶が ...
- 和紙をふんだんに使用した町家 2022-08-22 深い青の壁に映える、あけぼの(夜明け)の空のようなアートが飾る一棟貸し町家「町家レジデンスイン京都 東寺あけぼの庵」。 アートには金箔を使って朝日のような煌めきを表現。背後の青い壁にはすべて和紙が貼られています。金箔や和紙など和の伝統的な素材を ...
- 白川近くの路地奥にある町家 2022-07-06 穏やかな白川の流れを眺め、ローカルな趣漂う古川町商店街を横切って静かな路地へ。 2軒の町家(町屋)に挟まれた木戸門をくぐったその奥にある一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 京宿庵 なでしこ白川」。 昔ながらの格子戸を開くと、美し ...
- 四季折々の坪庭の景が楽しめる町家 2022-07-05 京都・二条城近くの細い路地に佇む一棟貸し町家宿「町家レジデンスイン京都 熊秀庵」。 町家(町屋)の奥には「置灯篭」のある坪庭があり、四季の風情を届けてくれます。「置灯篭」とは、灯篭を支える基礎や長い竿の部分がない灯篭のこと。高さのな ...
- 大正時代から建つ、2つの庭を持つ町家 2022-06-15 丸い石灯籠が据えられた静寂な雰囲気の漂う坪庭がある町家(町屋) 。 建築と組み合わせて作られた昔ながらの日本庭園は、そのほとんどが建物の中で座って見た時が一番美しくみえるように設計されています。町家の一番奥にあるこの部屋はかつて大事な ...
- 縁起の良いものが集まった、吉を呼び込む町家 2022-06-14 金の瓢箪形のライトが3つさがる一棟貸し町家宿「吉御座 – よしみぐら」の吹き抜け。 上の部分が小さく下に行くほど大きくなっていく「末広がり」の形をした瓢箪は、古来より縁起の良いものとされてきました。 特に瓢箪を3つ揃えることは三瓢子 ...
- 「紫黒(しこく)」色をモチーフにした町家 2022-06-09 高瀬川が静かに流れる木屋町通り。そこから一本入った細い路地に佇む町家宿「永松しこく庵」。 大正末期から昭和初期に建てられた京町家(町屋)を改築した一棟貸し。黒みがかった紫、紫黒(しこく)色をモチーフとした空間に「じゅらく壁」が温かみ ...
- 新撰組の羽織をイメージしたあさぎ色が映える町家 2022-06-08 京都の中心「四条烏丸」の近くに佇む一棟貸し町家宿「格致あさぎ庵」。幕末、京都で活躍した新撰組の隊服のあさぎ色をモチーフとした町家宿です。 この隊服は、江戸時代に人気のあった歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」の赤穂浪士の衣装をモデルに考案された ...
- 仕切りがなく開放的な空間の町家 2022-06-02 京都らしい景観に溶け込みつつ新鮮さを感じられる白の漆喰壁と伝統的な出格子の一棟貸し町家宿「開智かきしぶ庵」。 大きなガラス窓から坪庭が楽しめる和室には「◯(円相)」の掛け軸。円相は禅宗でよく用いられる書画のひとつで、始まりも終わりも ...
- 代用的な「うなぎの寝床」の形をした町家 2022-06-02 京都のメインストリート「四条通」。もとは平安京の四条小路に由来し古くから京都の中心でした。現在も京都を代表する老舗、デパートや最先端のショップなどが軒を連ね、歩くだけでも京都の新旧が感じられる通りです。 その四条通から徒歩6分の町家 ...
- 朱色に漆塗りされた和紙の壁の町家 2022-05-24 朱色に漆塗りされた和紙の壁が目を引く京都 一棟貸し町家宿「ひなや五条(弐)」。木や土壁の空間に明るい彩りを添えます。 日本での漆の歴史は古く、縄文時代に作られた漆塗りの道具が発見されています。飛鳥・奈良時代に入ると、仏教が伝わったこ ...
- 縁先手水鉢がアクセントになっている坪庭を楽しめる町家 2022-04-26 細長いモダンな形の手水鉢が据えられた一棟貸し町家宿「清水五条 墨継ぐ – すみつぐ」の坪庭。 ふつう手水鉢は庭で腰をおろして使うので高さの低いものが多いのですが、この手水鉢はなぜ高さがあるのでしょう。 このような手水鉢を「 ...
- 歴史が名前に色濃く残された土地の町家 2022-04-22 京都・天使突抜(てんしつきぬけ)という、少しユニークな名前の地に佇む一棟貸し町家宿「天使突抜 ふじ乃ま」。この地名は、町家から600mほど北にあがったところにある「五條天神宮」に由来します。天神といっても天神さん、菅原道真公ではなく、少彦名命( ...
- 長い歴史が培ってきた美しい織物が映える町家 2022-04-22 「京都駅」近くの一棟貸しの町家宿「綵 ( あやぎぬ)」では古い箪笥に眠っていた西陣織の帯や着物が照明や座布団などに再利用され、町家の室内を美しく彩ります。西陣織は金糸や銀糸を使って華やかに織り上げた織物で、京都を代表する伝統工芸のひとつ。京都市 ...
- 古の物語に思いを馳せながら、雅な雰囲気漂う町家 2022-04-22 源氏物語のヒロイン「夕顔」の伝承が残る地に佇む一棟貸し京町家宿「たそかれ」。 このような日本画には「岩絵具」と呼ばれる主に鉱石から作られた特有の顔料が使われています。特源氏物語が作られた平安時代、貴族の女性は男性と顔を直に合わせるこ ...
- 現代の匠の技によって再生された京町家 2022-04-22 京都「三条大橋」近くに佇む町家を改装した一棟貸し町家宿「東山三条 京のやど 優り草」。 町家の奥には、坪庭を見渡せる純和室の居間。居間の土壁は「掻き落し」と呼ばれる技法が使われ、独特の風合いをみせます。この「掻き落し」は左官仕上げの ...
- 蘇芳色が鮮やかに彩る町家 2022-04-22 日本の伝統色、蘇芳(すおう)色を基調とした一棟貸しの京町家宿「格致すおう庵」。 蘇芳色は、奈良正倉院の御物にも見られる長い歴史を持った色で、その染料は熱帯の木の実などから作られました。古代には異国から輸入していたため大変貴重な色で、身 ...
- 新撰組ゆかりの地に佇む伝統とモダンが融合した町家 2022-04-22 手水鉢のある坪庭を眺めながら、ゆったりとお風呂が楽しめる一棟貸しの京町家宿「壬生辻町 双飛 – そうひ」。 坪庭に面した2方向が全面ガラス張りで、坪庭の緑を間近に露天風呂に入っているような気分が味わえます。夜になると庭がライトアップ ...
- 坪庭の見える浴槽で“寝湯”も楽しめる町家 2022-04-22 京都の世界遺産「三十三間堂」近くの一棟貸し町家宿「三十三間堂 宵椿 – よいつばき」。 坪庭が眺められる広々の浴室には浴槽が2つあり、1つは「寝湯」用の浅い浴槽となっています。寝湯(ねゆ)とは、湯船についた枕に頭を置き体を横たえて入 ...
- 細かく編まれた網代が特徴的な町家 2022-04-22 和建築に欠かせない「網代(あじろ)」が使われた天井と建具の一棟貸し町家宿「有済はとば庵」。 「網代」とは、竹・杉の皮などを編んで組み合わせたもの。もともとは、魚を川で獲るために網の代わりに置かれていた、竹や木を編んで作った仕掛けを指 ...
- 京都の伝統文化を感じさせる大きな坪庭を誇る町家 2022-04-22 石灯籠、様々な形の飛び石、木々が美しく配され、白い砂利で覆われた一棟貸し町家宿「雅樂庵 – がらくあん」の坪庭。 このような白い砂利のことを「白川砂」と呼びます。もともとは京都の白川の上流で採取され、銀閣寺など京都の寺院や神社などの ...
- 日本美術が散りばめられた華やかな町家 2022-04-22 さまざまな日本のアートが散りばめられた一棟貸し町家宿「祇園南 万花」。特に注目は2階の廊下の襖絵で、躍動感あふれる4匹の龍が描かれています。龍は仏の教えを守る守護神として考えられ、京都のお寺でも数多く見られます。この町家からすぐの建仁寺では、2 ...
- 和室から額縁庭園が楽しめる広々とした町家 2022-04-22 庭の景色と窓枠や鴨居がまるで切り取った絵のように見える一棟貸し京町家宿「嶋原 懐傳 – しまばら かいでん」。 このように、建物の柱や鴨居をフレームのように見立て1枚の絵のように鑑賞するお庭を「額縁庭園」と呼び、京都では大原の宝泉院 ...
- 伝統的技法で描かれたきらびやかな日本画が映える町家 2022-04-08 鴨川沿いに桜が咲き、鳥がさえずる春が京都に訪れようとしています。祗園の一棟貸し町家宿「祇園白川 香祇(こうき)」にあるのは、そんな春の風景を描いた壁画。水の色が鮮やかな川に白鷺、枝垂れ桜の傍には雪柳が咲いています。花や緑をそばに白鷺たちは悠々と ...